市勢要覧「カワサキノコト2021」

私たちノクチ基地で制作した市勢要覧「カワサキノコト2021」、本日より市役所、区役所などの行政施設、各関連施設に置かれます。自分たちで言うのも何ですが本当に良い1冊になりました。

取材をさせていただいた皆様、協力くださった関係者の皆様ありがとうございました。2021年川崎市を取り巻くワードは…オリンピック、パラリンピック、コロナ禍、サスティナブル、力強さ、優しさ、多様性。今年は表紙を含め、冊子コンセプトを定めるのが本当に難しい年でした。いくつも考え、各所と話し合い、アートディレクター村瀬さんが導き出したワードは「Think NOW! Shift 20XX!」-今こそ考えよう。そして川崎の未来をつなごう-そして表紙のデザインはコロナ禍で実際に触れ合えないからこそ「触れ合い」「つながり」をあえてテーマとして定め、キットパスでの手のひらアートを集めてアーティストの板鼻みゆきさんに「つなぎ合う手と手」を描いていただきました。

表紙案が定まったのがかなり時間が経ってのことだったので、短い時間で手形アートを集める必要があり、7区の団体、施設等に協力をご相談したところ本当に多くの方々が手を挙げて、快く手形アート集めに協力・参加してくださいました。当初100を目標にしていたところ、わずか数週間で集まった手形は700を超えました。皆さんの熱い思いには本当にただただ感動で、感謝してもしきれず、言葉にならないほどでした。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。誌面をざざっと…

「市長対談」

昨年、東京2020組織委員会出向からフロンターレに戻られた天野部長。個人的にも関心あるスポーツ×地域経済など「かけ算」の話は面白い。いろいろ夢が膨らみます。

「川崎の未来を考える人」

編集中に引退のニュースが飛び込んできた中村憲剛選手、三苫選手、たまりば理事長西野さん、民生委員の今さん、街の未来を考える新城の石井さん、コミュニティナースの石井れいちゃん、その他脱炭素社会を目指す企業などバラエティに富んだ方々のインタビューは川崎の未来が楽しみになるはず。

「川崎SDGsのある暮らし」

今回はSDGsもサブテーマにしていますが市内には取り組みをしている企業や団体がたくさん。日進町のYONEYAMAさん、VUILDさん、麻生区のカルナエストさん、宮前区のはぐるま稗原農園さんなどの興味深い取り組みを川崎未来PROJECTのお二人、じもたんKidsのお二人がレポートしてくれました!

「川崎市総合計画」

施策の紹介は関わっている団体、市民の声と顔と一緒にmomoの柔らかいイラストで表現しています。その他、スポット紹介も同様に顔と声を出して共感できるつくりにしています。最後にこの1冊にいれる表2と表3の広告はとても重要に考えていました。市民と共に川崎の未来を考える企業として、お声がけしたところ賛同いただき、ご出稿くださいました。株式会社東急様、ホテル縁道様、ありがとうございました。是非、お近くの行政施設で手にとってご覧ください!

【制作スタッフ】

総合アートディレクション・デザイン・コピー:村瀬成人(ノクチ基地)
進行・アカウントマネジメント:森麻衣子(SBSプロモーション)
キャスティング・進行:山本美賢(ノクチ基地)
デザイン・イラスト:momo(ノクチ基地)
表紙デザイン:板鼻美幸(アトリエキサン)
取材コーディネート・ライティング:山本詩野
取材ライティング:蓑田雅之 オグマナオト 吉田千尋 井上みゆき 松村茉莉
カメラマン:松井康一郎 大塚正明(ロックアップ)
手形データ画像加工:こでらみう(ノクチ基地インターン)
手形スキャン:安藤絢(ノクチ基地インターン)
手形アート集め:7区の親愛なる個人、団体、企業の皆様多数

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